ブラジルのCOVID-19
こんにちは〜
6月は大変忙しかったですね…更新も滞りましたね…
今後のために記事のストックを4本ほど用意したので、7月はコンスタントにお届けします。
飽きたの?って聞かれますが全然執筆に勤しんでおりましたので!!
さてさて、今回の記事はまだまだ収まる兆しのないコロナウイルスについてです。
暗いニュースが多くて萎えますね…
目次
気になるところから読めるようにしてあるのでご自身のペースでどうぞ
(1)ブラジル全体のコロナ
ブラジルのコロナ関連といえば悪い方向に注目されがち。
ブラジル大統領、WHO脱退検討を表明 政治的偏向に不信感示す https://t.co/EdWqwzgp9X
— ロイター (@ReutersJapan) 2020年6月6日
WHO脱退宣言に
【ブラジルの死者 世界2番目に】https://t.co/LCGfY7UuKA
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年6月13日
ブラジル保健省は12日、国内の新型コロナウイルス感染者が82万8810人、死者が4万1828人になったと発表した。死者数は英国を抜き、米国に次いで世界で2番目となった。
死亡者数2位。。
ブンバ・メウ・ボイのマラニャン州は死者2千人以上(感染8万3千人)、サンバのリオデジャネイロ州は死者1万人(感染11万3千人)、アシェのバイーア州は死者2千人弱(感染7万3千人)……という惨状。
ボルソナロ大統領は絶対にロックダウンをしない、経済活動を優先させるというかなり強気な態度。州や市の自治体が独自に医療/生活に関連する施設以外の営業制限をかけましたが、6月から少しずつ再開している模様。リオは7月上旬から飲食店も再開するそう。
なぜ経済活動を優先せざるをえないかという点ですが、ブラジルは若い貧困層が多いことが理由に挙げられます。非正規雇用(契約や届け出に基づかない労働者)の割合が高いのです。
もともと貯蓄の習慣があまりないので、州の要請で営業停止を余儀なくされた経営者などは早々に悲鳴をあげることに。
借金を抱える世帯は国民の7割、5月無休であった労働者も1割。まさに飢餓と感染を天秤にかけるとはこのこと。
また医療があまり発達していないのも無視できません。
都市部には病院がありますが、先住民の村などは十分な医療体制がありません。コロナの治療を受けるために300km以上移動しなければならないなんてことも。
4.5月の経済活動の自粛でブラジルの経済は大打撃を受けていて、今後10年規模での立て直しが必要ともされる状態に。
十分な補償(給付金など)がないままに感染のリスクを背負ったまま暮らす必要がある現状に、国民の不満は募るばかり。
ワクチンや治療薬の登場より、国民に免疫ができてしまうのが先、なんて言われています。
(2)ボイへの影響
先日記事の冒頭で触れたとおり、6月末のアマゾナス州のボイ・ブンバは実施が見送られました。
本来ならブラジル全土でボイは6月がシーズン。
何がどこだか覚えてますか〜?
どれだけ状況が悪くても!やっぱりサンジョアン(6月祭とも。夏の訪れを祝う)は特別。
来年のように派手なお祭りは各地で控えたものの、お家やボイのグループで小規模に開催するのはぼちぼち見られました。
#マラニャンでは
今年は人類の偉大な開発インターネットを使い!計3日のライブ中継が行われるとのこと。題してBumba Minha Casa(おうちでブンバ)!
すごい!Zoom飲みとかおうちライブとか色々みましたけど、街のお祭りをライブ中継ってドキドキしますね。
プログラムはこんな感じ↓
1日目(6/29):
ボイのチームが3チームと歌手Alcioneが参加
2日目(7/3):
Mano Borgesという歌手のライブ。
ボイ2チームも参加しますが、割とポップス寄りなプログラム。
3日目(7/10):
ボイのチームが3チームと、バンドのパフォーマンス
毎年ボイのチームがいくつか集結してステージで披露、会場付近でポップスの歌手やバンドがライブって感じですが、それを分散させた感じですね。
楽しそう〜いいな。オンラインでもいいから音楽がやりたいです。
↑1日目はこんな感じ。ボイのチームは1時間5分あたりから出てきますよ!
#アマゾンでは
イベントはかねてより発表されていたとおり無期限の延期になりますが…。
3日間開催される予定だったプログラムをオンライン配信に切り替え。
6/27に毎年使う会場で2チームが規模と時間を縮小してパフォーマンスしました。
あくまでボイのお祭りの時期に何かできないかってことで実施されたものなので、普段に比べたらかなり寂しいですか、それでも!!嬉しい!!(急に個人の感想)
↑ガランチード(赤)の様子
↑カプリショーゾ(青)の様子
いや〜〜〜まだ3分ずつぐらいしか見てないですけど良い……良い…すき…
ボイ・ブンバに関してはかなり集客というか観光を売りにしてる部分が大きいんですね。先ほどのマラニャンは地域で夏祭り!という風でしたけれども。
だから確実に人が呼べるようになる、また数万人規模のイベントが開催できるまではやらないというスタンス。
復活を待ちたいですね!
コロナの状況、コロナ下のボイを書いてみました。
オンラインの可能性がすごくすごく感じられますよね。
家にいても収入がない!外に出れば感染という状況でも、気軽にエンターテインメントにアクセス出来ることってすごく心強いじゃないですか。
↑ハロプロのライブ映像を見ながら書いている
何かの形でお金を落とせないものかとふつふつ考えている私でした。
さて、次回は大変引っ張りました今年のToadaとお馴染みのToadaのガランチード編を2記事同時に公開予定です!!
私もおうちブンバします〜